
柴又に行ってみた。
ここは、京成金町線柴又駅。
我が家からは、電車で1時間くらいの所にあります。
小さい時に曾祖父が青砥に住んでいたので、行ったことがありますが、
まだ小さかったので、あまり覚えていない。
新鮮な街でした。
金町線は、本数が少ないので、隣駅の京成高砂駅から歩きました。
600mくらいなので、楽しく散歩がてら行くことができます。

駅は、意外と人がたまっていて、観光客が、銅像にフラッシュを浴びせています。
駅から、帝釈天までは賑わっていますが比較的小さな参道で、商店街というよりも、
観光客を目当てにした感じです。

情緒のある活気たっぷりの焼鳥屋さん。
参道にあります。
おいしそうですが、お値段はやはり東京価格。
侮れません。
1〜2本小腹が減った時に食べる感じでしょうか?

少し進むと、男はつらいよで、5話から「とらや」として、ロケ地になっている高木屋さんがあります。
このお店は、向い合せに店舗があり、一番大きなお店です。
4話までは、「とらや」さんというお店が参道に存在します。
とにかく、この通りは、団子屋と煎餅屋が多いです。
この高木屋さんの裏には、印刷工場はなさそうです。
タコ社長とかいそうな雰囲気で、テンションは上がります。

名物の草団子は、とても美味しかったです。
あんこが甘さ控えめで、何個でも行ける感じ。
劇中で、のんびりと売っている感じではないですが、雰囲気はありました。
そして、ほどなく帝釈天。

雰囲気のあるお寺で、御前様がいらっしゃる雰囲気は顕在。
掃除をするガジロウさんは、いらっしゃいませんが、人が楽しそうにお寺を見ています。
お寺の一角には、人だかりが。。。。。

江戸操り人形でした。
とにかく細かい動きで、酔っぱらいの動きを見事に再現。
観客がどんどん集まります。
黒子のパフォーマンスも最高でした。
ところで、
「こちら産まれは葛飾柴又。帝釈天で産湯を浸かり、性は車、名は寅次郎。」
の、産湯ですが、
手を洗う場所に水神様が祭られていて、そこの水がそうなんじゃないかなぁと思ったのですが、
フィルムカメラで撮影したために、すっかり、デジカメで撮り忘れちゃいました。
帝釈天の近くに寅さん記念館があります。
撮影は自由にできて、スタジオセットや、ジオラマなどファン必見の展示内容。
衣装なども展示されています。
また、名場面の上映など、飽きさせません。

これは展示の一部。
寅さんの全財産。
ものは、あまり持っていないようです。
花札は、渡世人には必要なのでしょうね。
あまりきれいな字とは言えない味のある書体で、事あるごとにはがきを送る寅さん。
彼の持つはがきは、50円はがき。
全盛期の40円とか41円はがきではないのですね。
この記念館には、渥美清さんのインタビューの上映や、合成写真で寅さんと記念撮影できる機械など、
見どころがあり、大人500円です。
満喫できました。
最後に、矢切りの渡し。
劇中でもなんどか映りました。
江戸川を渡る船。
東京と千葉を行き来する情緒豊かな船です。

なんか心温まる町でした。
また来たいと思います。